指定数量以上の危険物の貯蔵・取り扱いは、危険物取扱者(甲種・乙種・丙種)でなければ行ってはならず、危険物取扱者以外の者が危険物を取り扱う場合は、甲種または乙種危険物取扱者の立会いが必要とされています。
なお、危険物取扱者の免状の種類によって、下記のとおり業務範囲が異なります。
■危険物取扱者とは?
危険物取扱者試験に合格して免状の交付を受けると、危険物取扱者として認定されます。免状は甲種、乙種及び丙種の3種類があります。
■危険物取扱者の種類と業務範囲
・甲種危険物取扱者
すべての類の危険物について、取扱作業および立会いが可能です。
・乙種危険物取扱者
免状に指定された種類の危険物について、取扱作業及び立会いが可能です。
・丙種危険物取扱者
ガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130度以上のもの)、
第4石油類及び動植物油類について、取扱作業が可能です。なお、立会いはできません。 |